ダンスのおじさま

北九州の稽古でのこと。北九州は、小倉北区にある北九州パレスという公共施設の柔道場を使用しているのだが、ここは剣道場とひと続きの部屋になっている。

最近はどこも剣道場や体育室は、ダンスのおじさまおばさま方に占領されているところが多く、北九州パレスも類にもれず、ダンスミュージックが流れる中での稽古となる場合がほとんどである。

柔道場と剣道場とはパーテーションで仕切られているだけなので、のぞこうと思えばお互いのぞくことができるが、昨日は柔道場の中にまで入ってきて見ているおじさまがいた。

熱心に見ていたおじさまが稽古が終ると同時にやってきて

「押忍。稽古を見せていただいてありがとうございました。自分は○○大学空手部(東京の有名私大)にいたものですが、先生の動きがあまりにも物が違うんで驚きました。お弟子さんも凄い動きをするし、素晴らしいものを見せていただきました」

と感動しながらおっしゃっていただいた。

もともと心体育道の動きは地味なものが多く、見ていてもなかなか理解できないものなのである。弟子の真貝君も

「わかる人にはわかるんですね」

と感心していた。

いわゆる格闘技のような、誰にでもわかる派手な技をおこなわない心体育道の動きを、他流派の方からこのようにいわれるのは、過分にお世辞が含まれていたとしても、やはり嬉しいものである。




気がつけば9月

合宿の詳細は次回!と7月にお知らせしときながら、あっという間に8月がいなくなっていました。

もともと全国を飛び回りながら、いろいろと忙しい身なのですが、実はそこに今月18日にクエストより発売のDVD「心体育道状術」の編集作業が入ってきたためブログまで気がまわらなかったのが実際のところです。

出版業界でいうお盆進行という、編集者泣かせのスケジュールも重なり、バタバタの編集作業でしたが、非常にいいDVDが出来上がりましたので楽しみにお待ちください。

で、合宿ですが、最近の誠流武会夏季合宿名物のひとつに、長距離リレーがあります。これはもともと第10回記念合宿を種子島でおこなった際、宿から山を越えて8kmほど行ったところに温泉があり、せっかくなら走って行こう!と始まったものが最初。

それが昨年の座間味合宿で、どうせなら参加道場生を2班に分け、リレーで勝敗を競い、夜の飲み会での給仕係を決めようと変化していったものです。

昨年の座間味も美しい自然の中でのリレーでしたが、渡嘉敷も負けず劣らず素晴らしい景色が堪能できるコースでした。ランニングとなると俄然張り切る、吉竹君、川口君、力武君はもちろん、50代の弟子たちも頑張って、一人の落後者も出ずに無事終了しました。

弟子たちが走るコースを、事前に早朝走ってみたのだが、途中峠の頂上で左右に別々のビーチが見下ろせる場所があり、実に爽快でした。